忍者ブログ
landsBLOGの過去ログです。 現在は http://lands662.blog.shinobi.jp/ で毎日更新中です。
■■■ 新しい記事→ [2431] [2430] [2429] [2428] [2427] [2426] [2425] [2424] [2423] [2422] [2421] ←古い記事  ■■■
= [PR] =
2024年11月26日(火) 00:42発信! _________________
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2012年12月03日(月) 00:00発信! _________________
デザート・フラワー

世界的トップモデル、ワリス・ディリーの自伝本を映画化した作品です。
単なる、アフリカ出身の少女がトップモデルになりあがるまでのサクセスストリーだと思ってました。
言葉もわからないロンドンで出会った、ダンサーのマリリンと最初は衝突しながらも
友情をはぐくみ、恋をして、仕事を楽しんで、有名になって…そんな、よくある映画だと。

でも、ワリスは「自分は当たり前だと思っていたことが、本当は違った」ということに気づいてしまうんですよね。
信仰や習慣では済まされない、残酷でお粗末で何の意味もない処置。
詳しい内容はあまりにもハードなので、どういうものかはWikiをどうぞ。
(ショッキングな内容ですので、リンク先に飛ぶときは心してクリックして下さい)

彼女からそのことを打ち明けられたマリリンも、雑誌の記者も、かける言葉が見つからず
ただ涙するしかありません。私だってそうでしょう。

世の中には万人には理解しがたい習慣や文化がある地域があります。
それを部外者が「間違っている!」など、あれこれ言うのは筋違いだと思ってました。
そういうものだと理解するしかないと。
でも、これは違うと思います。
なぜそんなことをする必要がありますか??
女性にとって苦痛と危険をもたらすだけなのに…。

この作品の中でもその処置の様子が描かれたシーンがありますが、私は直視できませんでした。
泣き叫ぶ子供の声や、それが娘のためだと信じて必死に押さえつける母親の姿に
胸が押しつぶされそうになるくらい辛くなりました。

故郷の人たちに恥さらしだと思われようと、世間の人たちから同情や奇異の目で見られようと
「これは廃絶しなければならない風習だ!」と声をあげたワリスは本当に凄い女性だと思いました。
最後の国連でのスピーチにはきっとみんなが心を打たれたでしょう。

「幼い頃 女にはなりたくなかった。
女になれば つらく 不幸な目にあうだけ。

大人になった今 自分を誇りに思います。
胸をはって堂々と言えるようになりたい。

”女になる”と」


予想していた内容とは違うものでしたが、久々に考えさせられる作品でした。
誰かが勇気をもって告白しなければわからないことって、あるんだな、と。
PR

この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
管理人紹介
忍者ツールズプロフィールは終了しました
▼自己紹介
管理人 : AKARI 誕生日 : 11月3日
所在 : 京都 
▼mixi マイミクさん歓迎中。お気軽にどうぞ。
AKARIのmixiページ
▼twitter フォロワーさん歓迎中。お気軽にどうぞ。


フォーム
管理人AKARIに連絡したい場合はコチラへどうぞ。
最新記事
ブログ内検索
DVD/音楽/漫画等のプチ感想検索などにどうぞ
カウンター
アクセス解析
最新コメント
お返事は数日中にさせて頂きます
[04/01 日本きらり事務局・中野]
[09/19 テーブルマーク]
[10/26 まるめい]
[10/26 まるめい]
[10/25 大島椿ファンサイト事務局河島]
忍者アナライズ

Copyright(C) AKARI All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.

忍者ブログ [PR]