忍者ブログ
landsBLOGの過去ログです。 現在は http://lands662.blog.shinobi.jp/ で毎日更新中です。
■■■ 新しい記事→ [1938] [1937] [1936] [1935] [1934] [1933] [1932] [1931] [1930] [1928] [1927] ←古い記事  ■■■
= [PR] =
2024年05月06日(月) 11:48発信! _________________
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011年11月06日(日) 19:36発信! _________________

戦争時代のものは見ていて心が痛むのであまり見たくないんですが、これは銃や爆弾で兵士が傷ついたりする残虐なシーンはないのでギリギリ子供も見れる…かもしれない。

ストーリーは、軍人を父に持つドイツ人少年が何も知らずに強制収容所の近くに引っ越してくるところから始まります。
お姉ちゃんの方は12歳ということで、周りの軍人や教師の影響でユダヤ人差別的発言が目立ってきますが、弟は8歳。やっぱり純真と言うか、自分の価値観で物を見ているので、フェンスの向こうにいる同い年の男の子に偏見を持つことはないんですね。
大人に囲まれ、塀に囲まれた自宅で監禁されたような生活をしていた少年にとって、ただ、このユダヤ人の少年と友達になりたい!!という気持ちでいっぱいだったんでしょう。

作中では引っ越した家の中で、ユダヤ人に対して高圧的な態度や差別発言をするのは、父親とその部下の中尉ぐらいだったのですが、後から考えればその時代の軍人として「そうしなければ」という葛藤があったのかもしれません。
母親は軍人としての夫を誇りに思っていただろうに、残虐な国策に手を染めているのを知って憔悴しきってしまってました。
誰もが「こんなことに何の意味があるんだろう?」と思っているのに、誰もがそれが間違いだと言い出せずにいる。

…そんな彼らに重すぎる罰とでもいうべき最悪のラストが待ち受けています。
直接的な映像はないのですが、誰もいない更衣室、泣き叫ぶ家族。
私は、てっきり、またの引っ越しで後ろ髪ひかれつつ少年があの家を出ていく…って展開を予想していたんですが。
何もこんな悲しいラストにしなくても…と思うのですが、まぁ結局これは寓話ということなんですよね。
戦争、差別、偏見…
道徳を学ぶには良い作品ですが、暴力シーンの多い戦争映画と違う意味で、ちょっと心が痛くなってしまいました。
PR

この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
<< IH HOME 加湿器 >>
カレンダー
04 2024/05 06
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
管理人紹介
忍者ツールズプロフィールは終了しました
▼自己紹介
管理人 : AKARI 誕生日 : 11月3日
所在 : 京都 
▼mixi マイミクさん歓迎中。お気軽にどうぞ。
AKARIのmixiページ
▼twitter フォロワーさん歓迎中。お気軽にどうぞ。


フォーム
管理人AKARIに連絡したい場合はコチラへどうぞ。
最新記事
ブログ内検索
DVD/音楽/漫画等のプチ感想検索などにどうぞ
カウンター
アクセス解析
最新コメント
お返事は数日中にさせて頂きます
[04/01 日本きらり事務局・中野]
[09/19 テーブルマーク]
[10/26 まるめい]
[10/26 まるめい]
[10/25 大島椿ファンサイト事務局河島]
忍者アナライズ

Copyright(C) AKARI All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.

忍者ブログ [PR]