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2024年11月15日(金) 02:37発信! _________________
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2012年12月03日(月) 00:00発信! _________________
デザート・フラワー

世界的トップモデル、ワリス・ディリーの自伝本を映画化した作品です。
単なる、アフリカ出身の少女がトップモデルになりあがるまでのサクセスストリーだと思ってました。
言葉もわからないロンドンで出会った、ダンサーのマリリンと最初は衝突しながらも
友情をはぐくみ、恋をして、仕事を楽しんで、有名になって…そんな、よくある映画だと。

でも、ワリスは「自分は当たり前だと思っていたことが、本当は違った」ということに気づいてしまうんですよね。
信仰や習慣では済まされない、残酷でお粗末で何の意味もない処置。
詳しい内容はあまりにもハードなので、どういうものかはWikiをどうぞ。
(ショッキングな内容ですので、リンク先に飛ぶときは心してクリックして下さい)

彼女からそのことを打ち明けられたマリリンも、雑誌の記者も、かける言葉が見つからず
ただ涙するしかありません。私だってそうでしょう。

世の中には万人には理解しがたい習慣や文化がある地域があります。
それを部外者が「間違っている!」など、あれこれ言うのは筋違いだと思ってました。
そういうものだと理解するしかないと。
でも、これは違うと思います。
なぜそんなことをする必要がありますか??
女性にとって苦痛と危険をもたらすだけなのに…。

この作品の中でもその処置の様子が描かれたシーンがありますが、私は直視できませんでした。
泣き叫ぶ子供の声や、それが娘のためだと信じて必死に押さえつける母親の姿に
胸が押しつぶされそうになるくらい辛くなりました。

故郷の人たちに恥さらしだと思われようと、世間の人たちから同情や奇異の目で見られようと
「これは廃絶しなければならない風習だ!」と声をあげたワリスは本当に凄い女性だと思いました。
最後の国連でのスピーチにはきっとみんなが心を打たれたでしょう。

「幼い頃 女にはなりたくなかった。
女になれば つらく 不幸な目にあうだけ。

大人になった今 自分を誇りに思います。
胸をはって堂々と言えるようになりたい。

”女になる”と」


予想していた内容とは違うものでしたが、久々に考えさせられる作品でした。
誰かが勇気をもって告白しなければわからないことって、あるんだな、と。
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