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2025年02月11日(火) 22:34発信! _________________
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2012年05月19日(土) 00:00発信! _________________
恥ずかしい内診を乗り越え、2週間後に腫瘍マーカー(CA19-9とCA125)と子宮がん検診の結果を聞きに行きました。
ちなみに私の腫瘍マーカーの値は
  CA19-9 64.6( 基準値37以下) CA125 117(基準値35以下)
でした。
月経中だったからこの値だったのかもしれませんが、子宮内膜症があると高くなることが多いようです。
まぁ、このマーカーの値は参考程度ということで。

さて、本題のチョコレートのう胞の治療法についてです。
・経過観察
のう胞の大きさが小さく、症状に乏しい場合には経過観察でいいようです。
妊娠すると自然に小さくなることがあるので、のう胞を持ったまま妊娠・出産される方もいます。

・薬物療法
のう胞の大きさが小さく、症状が重い場合は、ホルモン剤で症状を和らげます。
ただし、ホルモン剤には副作用があり、多少はのう胞の大きさが小さくなったりしますが
根本的な治療ではないので、薬を中止すると再発することがあります。

・手術
のう胞の大きさが大きい(5cm以上)場合は手術療法を勧められます。私の場合はこれでした。
負担の少ない腹腔鏡だと術後の回復も早く、のう胞のみを摘出すれば、卵巣機能は残すことができます。
ただし、卵巣切除をしない限り、再発の可能性があります。

私が最初に聞いたのは、「薬で小さくなりますか?」ということなんですが、
これに対して先生の「なりません。」という、なんともアッサリとした、そして残酷な回答・・・。
もちろん、のう胞の大きさや症状によっては薬物療法が良い場合もありますが。
先生が仰るには、
「もし、将来妊娠したら、胎児の成長でのう胞が破裂し、中の血液がお腹の中にばら撒かれて
腹膜炎になることもあります。それに、いつか茎がねじれて激しい腹痛に襲われることもあります。
そして、可能性は低いけれど、40歳を過ぎたら、のう胞のガン化ということもあるので、
手術した方がいいと思いますが…」

私は最終的に「腹腔鏡によるのう胞核出手術(卵巣は残す)」という決断をしました。
・(ガン化の恐れがある)40歳になるまで時間はあるものの、
 薬物療法で小さくならないのなら、いつか手術をしなければならない。
・チョコレートのう胞は他の臓器と癒着しやすいので、時間がたてばたつほど癒着が進み、
 いざ手術を受けたいと思ったとき、腹腔鏡ができず開腹手術になることがある。
・いつか起こるかもしれない捻じれや破裂を恐れて生活しなければならない。

と、まぁ。この3つが手術を決めた理由になります。
もちろん、子宮内膜症があって卵巣がある以上、手術しても再発の可能性があり
決して「完治」ではないけれど、将来子供も産みたいし、腹痛で倒れて職場に迷惑をかけるのも嫌だったのです。

治療法を選ぶときには、自分のライフスタイルに照らし合わせて、一番合っているものを選ぶのがいいですね。
よっぽどのことがない限り、先生は手術しなさいと促すことはないんです。結局は自分の決断。
迷っても、ネットにはたくさんの体験記があります。
それぞれの治療法をリアルに語った文章は励みになりますし、不安も和らげてくれます。
何を優先するか。
私はいろんな人の意見を読んで、よく考えて結論を出しました。

このカテゴリの記事も、同じ病気に悩む女性のためになれば幸いです。
術前検査まで少し時間があるので、次回は来月。
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2012年05月18日(金) 00:15発信! _________________
チョコレートのう胞があるとわかって、はじめての婦人科受診に行くことになりました。
できたら妊娠した時に行きたいものですが、愚痴も言ってられない…。

まず、婦人科の先生にMRIの写真を見てもらい、ご意見を伺います。

先生:「画像からしてチョコレートのう胞ですね。生理痛はありますか?」
私:「あまりキツくなくて、頭痛に悩んでるぐらいです」
先生:「うーん、頭痛はあんまり関係ないかもしれないけど、月経前症候群(PMS)なのかもね」
私:「はぁ…」
先生:「じゃ、とりあえず、エコー見てみましょうか?」

ということで、ベッドに横たわり下着とズボンをずらすと
看護婦さんがゼリーで汚れないようにティッシュをはさんでくれました。
すると、先生が私が寝ているベッドに横座りになってエコーし始めます。
「その方がやりやすいのかもしれないけど、横に接近して座られると緊張する~」
なんてことを思いながら、一緒にエコー画像を見ました。
SN3T0007s-.jpg
(↑画像荒くてすいません。)
先生:「(まんまるな黒い物体を映して)これだね~。結構大きいよ。(機械を操作して大きさを図ってる)」
私:「ホントですね。」
先生:「押されて痛みはある?」
私:「うーん、圧迫されてる感はありますが、痛くないです。」
先生:「そしたら、次は内診するんでトイレ行ってから内診室に入ってください」

いよいよきた。
ドキドキの内診です。ズボンをはいていたのですが、ご丁寧にタオルが置いてあって腰に巻きながら内診室へ。
下半身はスッポンポンで、足をガバっと広げて座ると目の前に白い衝立が置かれます。
「あ~これ(衝立)があると恥ずかしさ半減するなぁ…」
と思ってると、

先生:「ちょっと力抜いててください。」
といいつつ、たぶん膣鏡をいれて中を観察しているようです。すると、
先生:「あれ、生理中かい?」
私:「そうです~」
生理中に内診ってなんか嫌な感じなんですが、先生はそんなの気にせず、手袋をつけて指診してました。
先生:「ついでに子宮がん検診もしておくね」
と言って、綿棒でささっと擦り取って細胞診に出します。
続いて、経膣的超音波登場。これが一番違和感が大きいかな~。
入ってる感がわかるからかな。太さは親指ぐらいらしいですよ。
SN3T0005s-.jpg
先生:「これがのう胞ですね。大きさ7~8cmかな。」

私:「うわ~」
先生:「これが子宮。(エコーの端子を操作しながら)そして、こっちが左の卵巣。
プチプチ見えてるのが卵胞です。どっちも正常ですね。」

私:「良かったぁ!!」

エコーで見る正常の卵巣は、なんかカエルの卵がウゾゾっているようで気持ち悪かったです。
でも、画面いっぱいに表示されるのう胞よりかは全然いい。健康っていいな。

そして、いよいよ診察室で治療方針のお話です。
…次回に続く。

2012年05月17日(木) 00:10発信! _________________

フェイスブック懸賞は初めてまだ数カ月ですが、ちょこちょこいいものが当たります。
今回はナルゲンの広口水筒が当たりました!
保温・保冷性はないのですが、耐熱耐冷で気密性があり軽いのでアウトドアなんかで重宝されている品物だとか。
水だしのお茶や紅茶を冷やしておいて、職場に持って行こうかな~。

2012年05月16日(水) 00:12発信! _________________

超音波なりCTで卵巣にのう胞が見つかったら、より詳しくみるためにMRIを撮ることがあります。
私はCTの造影検査は受けたことあったんですが、MRIの造影検査は初めてです。
ぎゅ~~~っとお腹をベルトで絞めつけられて、MRIの中に入ること30分以上…
長い!!長すぎる!!!
目をつぶって時間が過ぎるのを待ってるんですが、ガンガン、ゴンゴン音がして
寝るわけにもいかず、じっと我慢我慢。

CTは検査時間は5~10ぐらいで、息止めして終わり~。
でも造影剤入れると、モワっと体があったかくなって、ちょっと気持ち悪い。
MRIは検査時間は30~40分で寝てるだけだけど動けない。
でも、造影剤は少量なので、なんにも感じない。
…どっちが楽な検査かと言われれば、造影剤がないなら断然CT。

まぁ、そんな苦労をして撮影したMRIの画像がこちらです。
体を横から見た画像です。(左側がお腹側、右側が背中側)
真ん中の灰色のキノコみたいなものが私の子宮。
上からのう胞に押されて、膀胱にがっつり乗っかってます。
1.JPG
押され具合が一番大きいのは、この画像。さっきの画像より体の右側になります。
のう胞がでっかいですね~。この画像だと最大横径は7cmぐらい。
子宮が押されて苦しそうです。
でも、より押さてれる膀胱の変形具合が痛々しいですね。骨盤の中が満員電車みたいになってます。

MRIでは、のう胞の中身が何か、のう胞壁に腫瘍ができていないか、まわりの臓器と癒着があるか
など、たくさんの情報が得られます。
検査時間が長くて、身動きとれないのが辛いですが…。

さて、次回はドキドキの内診について書いてみます。

2012年05月15日(火) 00:54発信! _________________

子宮内膜症という病気をご存じでしょうか?
女性で生理がキツいとか、不妊に悩んでいる方が、婦人科を受診してみると、この病気だったりすることも。
子宮内膜というのは、子宮の内側で一定周期ではがれて月経を引き起こすのですが、
この組織がなぜか子宮以外の場所に発生した状態を「子宮内膜症」といいます。

卵巣に発生した場合、生理周期に合わせて子宮内膜組織も出血するので
逃げ場のない血がだんだんと卵巣の中にたまってくるわけです。
CT.jpg
こちらが私のお腹の中。CT画像です。
黄色の矢印で囲った部分が卵巣のう胞(チョコレートのう胞)です。
なぜチョコレートのう胞というのかというと、中の古い血液がチョコレートみたいな色をしているからだとか。
ほかにもタールのう胞とかいうみたいですが、どっちかというとチョコレートの方がまだイメージがいいですね。

私の場合、たまたま撮ったCTで発見されました。
特に下腹部が痛いとか不正出血があるというようなこともなく、強いて言うならば生理の時に頭痛がひどいぐらい。
まぁ、頭痛はあんまり関係ないかもしれませんが・・・。
あんまり自覚症状ないけど、のう胞持っている人はいるみたいですよ。

そんなこんなで、人生初の婦人科へ行くことになりました。
こわい、はずかしいって思う女性も多いと思いますが、以前と比べて生理が重くなってきたとか
生理以外の時に下腹部が痛むという方は、勇気を出して受診してみてくださいね。

…カテゴリ作ったので、チョコレートのう胞のお話はこれから徐々にしていこうと思ってます。

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